小児の歯科矯正について
最近は小児歯科に定期検診に通われているお子さんが多く 歯を大事にする習慣が定着している様で安心しました。
歯並びに関しては、顎が小さめで将来 歯がきちっと並ばないのではないかと思われるお子さんが多い様に感じます。
歯並びは日常の姿勢(食事,勉強,歩行時等)と,生活習慣等の影響を強く受けます。
姿勢の問題から お口を開け口呼吸状態のお子さんが最近多く見られます。
まずは生活習慣,生活環境の見直しをする事が大事だと思っています。
当院では 以上の考えと同時に 矯正治療の開始時期は永久歯が崩出する前に崩出場所を確保しておく事が大事で有ると考え、
早い時期(5〜6歳頃から)に床矯正(しょうきょうせい)という 取り外し可能な装置をお勧めしています。永久歯が出てくる場所を用意しておくことで、歯を抜かずに並べることができるようになります。(※歯の大きさと顎の大きさのバランスなど、個人差があります)
歯科矯正の進捗に合わせ、生活習慣の見直しについても必要な提案をさせていただきます。
2023年12月12日 10:20